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大相撲きょうの記事(10月19日)

昭和6年

関西本場所九日目、八日間全勝の小結武蔵山は沖ッ海の下手投げに敗れたが、その際武蔵山が右腕を下に倒れて激痛を訴え、阪大で診察した所右肱関節に亀裂を生じた事が判明。治療に一ヶ月を要するという。

(解説)

スピード出世とその風貌で人気を集めていた武蔵山だが、この右肘の負傷はその後の土俵人生に暗い翳を落とし、横綱昇進後の不振、引退の遠因となる。

写真は武蔵山の後援誌の表紙。大変な人気ぶりであった事が伺える。

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