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大相撲きょうの記事(10月2日)

昭和47年

秋場所後に貴ノ花と同時に大関昇進を果たした輪島は改名問題が注目されていたが、1日にしこ名の輪島を変えず、下の名前を博から大士と改める事を協会に届け出た。本名で大関を勤めるのは輪島が最初。輪島自身の強い主張により名前のみの変更に留めたものである。

(解説)

輪島の改名問題は以前にも度々話題に昇っていたが、師匠花籠が「安定した実力がついてから」と見送っていた。早くも大関昇進となり、協会関係者から改名を勧められ、能登山、白山や荒岩といった四股名が候補に挙がったが、本人の強い希望もあって輪島のまま取ることになったもの。

「大士」は「士の大将のように大きく育って欲しい」と、母校日大総長鈴木氏が決めたという。

写真は編集者所蔵のスクラップより、「貴輪時代の幕あけ」。

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